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スティーブン ブラント

対角線上のモハメド・アリ

対角線上のモハメド・アリ 人気ランキング : 256408位
定価 : ¥ 1,890
販売元 : MCプレス
発売日 : 2004-10
発送可能時期 : 通常2日間以内に発送
価格 : ¥ 1,890
モハメド・アリ信者にはたまらない一冊。

かなりヒットな一冊です。モハメド・アリと対戦したボクサーたちのそれ以前とその後のインタビュー集です。
 アリのビッグ・マウスによって傷つき精神的に追詰められたボクサー、ビッグマウスもご愛嬌と知ってるボクサー、アリに憧れてボクシングを始めたにも関わらずアリと戦わなくてはならなかったボクサー。映画『ロッキー』のモデルとなったボクサー。負けても勝ってもそれでも皆アリのことが皆好きなんですよね。日本版だけおまけにアントニオ猪木も出てきます。
 アリについては語られつくされている感はあります。アリの人生はとっても複雑で、その時代背景を理解してないとついてけない。私も10年ぐらい前にアリの本を読んだ時は何が”偉大”なのか解らなかった。読み続けないと解らない。永久の迷路みたいなものです。
この本は去年に発売されたばかり。それでも、まだまだアリについては語られるべきことがあり、まだまだお金のなる木としてビジネスになるから、出版される。アリのファンというかマニア、というかアリ信者向けに出された本でしょう。
 猪木とアリの異種格闘技戦が”お遊び”ではなく、かなりのリアル・ファイトだったことは知らなかったです。新たな発見でもありました。それが今のK-1やPRIDEのさきがけでもあったんですよね。ところで、アリと”MR.月見草”こと現シダックス・野村監督の共通点を見出しました。試合中、アリは試合相手にモソモソゴニョゴニョ語りかけることによって相手を混乱に陥れるという戦法を用いてたんだって。これって野村監督の現役時代と同じじゃん。
 アリのインタビューは載っていないけれども、アリにまつわるエピソードから垣間見るあるアリ本人は、人間臭くわがままなところもある。それでも、やっぱりアリって偉大な人だなーって思いました。
アリ、バンザーイ!
(ついでに猪木も、バンザーイ!)
 何故星を4つにしたかと言うと、翻訳の日本語があまりうまくありません。

おもしろいです

アリと対戦したボクサーたちへのインタビューからモハメッド・アリを描きます。
わたしは、アリ関連の和書は、ほとんど持っているつもりですが、これは、ユニークです。
フォアマン、フレイジャー、ホームズあたりのアリに対する愛憎こもごもとした思いが興味深いです。
ただ一度アリとリングに上がり、今でもそれを誇りにしているといった
選手と違い、上記3人は、もっと密接にアリと関わり、深く傷ついているのです。
アリは、悪気のない子供のような心を持った人だと思います。
しかし、その反面があることもこの本は、示唆しています。
あの時代、アリは、あまりに大きく強烈な存在だったということでしょうか。
あと、無名だったケン・ノートンが突然、機会を得て、アリとスパーリングをします。それを見たエディ・ファッチが驚いて、「君は、アリに勝てるスタイルをもっているぞ。」という箇所があります。
ポイントは、両者のジャブの噛み合いにあるのですが、この箇所は、
私にとっては、宝石でした。

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